鎮江生態ニューシティ着工式。

2013年12月28日 鎮江生態ニューシティ着工式。

環境と都市化国際シンポジウム。

 

日本環境省大臣官房、中国国家発展和改革委員会発展計画司

 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
21世紀に入り9.11同時多発テロ、リーマンショック、ヨーロッパの債務危機など世界を震撼させる出来事が相次ぎました。危機と低成長に苦しむ先進諸国をよそに高度経済成長を続けた中国の、最大の原動力は都市化です。
中国は建国以来、都市開発用地の抑制と人口移動の抑制を用いた「アンチ都市化」政策をとってきました。20世紀に入ってから中国はようやく都市開発用地の緩和など都市化政策を取り入れ、とくに2006年から施行された第11次五カ年計画ではメガロポリス政策を明確に打ち出し、都市に発展のチャンスを与えました。抑制されていた都市化のエネルギーが大爆発し、世界経済低迷の中、中国は大成長しました。
中国の都市化はその規模やスケールの大きさにおいて、21世紀世界の都市化の牽引役となります。億単位の人口が農村から都市に押し寄せ、既存都市の拡張とニューシティ建設の動きが全国規模で進んでいます。しかしこれまでの中国の都市化は農民工を始めとする人口移動問題、急速なモータリゼーションによる交通問題、環境問題、エネルギー問題、土地の囲い込み問題、住宅バブルなど数多くの課題を生じさせました。とくに自然破壊や大気汚染などの環境問題は日々深刻化しています。昨年からPM2.5の大発生は環境に関する社会的な問題意識を引き起こし、大国ゆえに中国の環境問題は地球レベルの大課題になっています。
習近平中国新政権は「生態文明建設」への取り組みを最重要課題の一つとして掲げ、都市問題と環境問題に対処しようとしています。中国が直面するこの二大問題に挑むものとして2012年、江蘇省鎮江市で生態ニューシティ建設モデルプロジェクトがスタートしました。長江のほとりに位置する鎮江市に220平方㎞のエリアで100万人規模のニューシティを建設する計画です。
同プロジェクトは、世界トップの頭脳を集め、モジュール都市計画の手法を用いて都市造りの中で環境問題を包括的に解決するマスタープランを作成しました。中国国家発展和改革委員会は今年4月25日、中国国務院の同意を得て『蘇南現代化建設示範区(モデル地区)計画』を批准し、鎮江生態ニューシティを「生態文明先行区」として明確に位置づけました。同プロジェクトは都市化の途を爆走する中国そして世界に向けて、都市問題及び環境問題の解決策を提示する試みです。
こうしたなか日中の政府間で、生態文明社会を具体化する新たな都市発展モデルと日中協力メカニズムを形成する議論が始まっています。その協力メカニズムは日中産学官の力を結集し、都市化と環境問題という二つの大きな課題の解決に挑むものです。
環境省と鎮江市の主催で2013年6月12日に東京にて開かれた国際シンポジウム「生態文明社会建設を目指した日中協力メカニズムの形成に向けて」は、日本ではまだ広く知られていない中国における生態文明建設に向けた動向を紹介しました。鎮江生態ニューシティプロジェクトをモデルとして、都市問題、環境問題解決に向けた日中協力メカニズムについて議論し、世界の叡智を集めて「地球益」を探求し、内外から大きな反響を得ました。
上記シンポジウムと、日中関係機関の協議を踏まえ、来たる12月27日には鎮江市にて環境省と中国国家発展和改革委員会共同主催により、国際シンポジウム「生態文明先行区としての鎮江生態ニューシティ建設」を開催いたします。
ご多忙の中とは存じますが貴社代表、担当責任者の皆様には同シンポジウム並びにレセプションに是非ご来場いただきますよう謹んでご案内申し上げます。

  • 日時: 2013年12月27日(金曜日)午前9時~午後6時
    レセプション 午後6時半~8時半
  • 会場: 中国江蘇省鎮江市碧榆園
    中国江蘇省鎮江市
  • 費用:無料
  • 主催 日本環境省大臣官房、中国国家発展和改革委員会発展計画司
    後援 一般社団法人日本経済団体連合会
    実施 江蘇省鎮江市人民政府

 

シンポジウムは終了しました。 多数のご参加ありがとうございました。

シンポジウム準備委員会共同委員長

  • 安斎隆    セブン銀行会長
  • 谷津龍太郎  環境事務次官
  • 徐林     中国国家発展和改革委員会発展計画司長
  • 朱暁明    中国江蘇省鎮江市市長
  • 周牧之    東京経済大学教授

プログラム:

午前セッション: 9時~12時

挨拶

  • 李雲峰(中国江蘇省常務副省長)
    南川秀樹(日本環境省顧問、前環境事務次官)
    楊省世(中国江蘇省鎮江市書記)
    安斎隆(セブン銀行会長、元日銀理事)

基調講演
中国グリーンアーバナイゼーションの意義と実践

  • 楊偉民 (中共中央財経領導小組弁公室副主任)
  • 周其仁(北京大学教授)
  • 胡存智(中国国土資源部副部長)
  • 周牧之(東京経済大学教授)

基調講演補足

  • 杉田正明(雲河都市研究院研究主幹)
    迫慶一郎(SAKO建築設計工社社長)

 

午後セッション: 1時半~6時20分

パネルディスカッション1
グリーンアーバナイゼーションと生態都市建設の国際経験

司会:
徐林(中国国家発展和改革委員会発展計画司司長)
パネラー:
薛鳳旋(香港大学名誉教授、香港浸会大学名誉教授)
矢作弘(龍谷大学教授)
Ico Migliore (Migliore+Servetto Architects CEO)
藤田壮(国立環境研究所社会環境システム研究センター長)

●コーヒーブレイク

パネルディスカッション2
中国グリーンアーバナイゼーション都市評価指標システムの構築

司会:
中井徳太郎(環境省大臣官房秘書課長)
パネラー:
杜平 (中国国家信息中心常務副主任)
武内和彦(国連大学上級副学長、中央環境審議会会長)
横山禎徳(社会システム・デザイナー、元マッキンゼー東京支社長)
藤野純一 (国立環境研究所主任研究員)

●コーヒーブレイク

パネルディスカッション3
鎮江生態ニューシティマスタープランの理念と目標

司会:
朱暁明(中国江蘇省鎮江市市長)
パネラー:
大西隆 (日本学術会議会長)
Mario Bellini(Mario Bellini Architect(s) CEO)
土屋了介(がん研究会理事、元国立がんセンター中央病院長)
山本和彦(森ビル都市企画社長)
森本章倫(宇都宮大学教授)

※ 総合司会 袁喜禄(中国国家発展和改革委員会発展計画司副司長)

レセプション

  • 日時: 2013年12月27日(金曜日)午後6時半~8時半
  • 会場: 中国江蘇省鎮江市

 

医療クラスターの意義と展望 −文京区医療クラスターのレビューと鎮江市医療クラスター計画の紹介−。

主催:中国鎮江市政府

 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
20世紀は都市化の世紀でした。地球上の都市人口は100年間で2億5000万人から10倍以上の28億人にまで膨れ上がりました。21世紀はこの都市化のスピードがさらに加速します。世界の都市人口は2008年に初めて農村人口を超え過半数となりました。国連の予測では2050年に世界人口は90億人に、都市人口は60億人に達します。地球はまさに正真正銘の「都市惑星」になろうとしています。

もっとも従来の都市発展は生物排除型、生態破壊型、自動車依存型、エネルギー多消費型の傾向を持ち、温暖化、大気汚染、生態破壊、過密過疎など地球レベルでさまざまな問題を引き起こしています。

中国はいま経済成長の道を爆進しています。発展の原動力の一つが都市化です。中国の都市化はその規模やスケールの大きさにおいて、21世紀の世界の都市化を牽引しています。億単位の人口が農村から都市に押し寄せ、既存都市の拡張とニューシティ建設の動きが全国規模で進んでいます。

しかし中国のこれまでの都市化は渋滞、公害、生態破壊といった深刻な問題を数多く抱えてきました。発足間もない中国新政権は「生態文明建設」への取り組みを最重要課題の一つとして掲げ、都市問題と環境問題に対処しようとしています。中国共産党第18回党大会は、中国の特色ある社会主義事業を経済建設、政治建設、文化建設、社会建設の「四位一体」から、それに生態文明建設を加え「五位一体」に拡張し、生態文明建設を経済、政治、文化、社会建設の各領域とすべてのプロセスに浸透させ、自然を尊重し保護する理念を提示しました。

また、中国の環境政策の基礎をなす環境保護法においても、生態文明建設の理念を盛り込む方向で、改正が検討されています。

習近平国家主席は2013年3月8日に全国人民代表大会の江蘇省代表団の審議に参加した際、都市化を推進するにあたりクオリティを重視すべきである旨強調しました。

こうしたなか日中の政府間で、生態文明社会を具体化する新たな都市発展モデルと日中協力メカニズムを形成する議論が始まっています。その協力メカニズムは日中産学官の力を結集し、都市化と環境問題という二つの大きな課題の解決に挑むものです。 江蘇省鎮江市の生態ニューシティプロジェクトは、中国の生態文明モデル都市造りの先駆けとして内外から高い関心を集めています。長江のほとりに位置する江蘇省鎮江市に220平方㎞のエリアで100万人規模のニューシティを建設する計画です。

同プロジェクトは都市化の途を爆走する中国そして世界に向けて、都市問題及び環境問題の解決策を提示する試みであり、生態文明社会の建設を目指した日中協力メカニズムのモデルとなりうるものです。

中国国家発展和改革委員会は4月25日、中国国務院の同意を得て『蘇南現代化建設示範区(モデル地区)計画』を批准し、鎮江生態ニューシティを「生態文明先行区」として明確に位置づけました。

鎮江生態ニューシティの産業政策の目玉は、医療産業の創出です。中国の医療需要は急拡大しているものの医療環境は未だ整備途上にあり、サービスの質の向上が急がれています。そうしたニーズを満たすため、鎮江生態ニューシティでは、世界最高レベルの医療クラスターの建設を計画しています。鎮江生態ニューシティの医療クラスター計画は、日本の医療産業の中国進出に大きなビジネスチャンスを創出するものです。

東京都文京区は日本最先端の医療機関の集積地であり、加えて医療関連教育機関、出版社、医薬メーカーなど様々な医療関連産業が集中するいわば日本医療の中心地域です。この度のセミナーでは、講演、パネルディスカッションを通して、都市づくりにおける医療クラスターの意義と展望を様々な視点から探求いたします。

ご多忙の中とは存じますが貴社代表、担当責任者の皆様には同セミナー並びにレセプションに是非ともご来場いただきますよう謹んでご案内申し上げます。

シンポジウムは終了しました。 多数のご参加ありがとうございました。

  • 日時: 2013年6月14日(金曜日)午後3時~5時半
    レセプション 午後6時~8時
  • 会場: ホテル椿山荘東京 カシオペア
    ホテル椿山荘東京公式サイト
  • 住所:〒112-8680 東京都文京区関口2-10-8
  • 費用:無料
  • 主催: 中国鎮江市政府

プログラム:

挨拶

  • 朱暁明(鎮江市市長)
  • 成澤廣修(文京区区長)

講演

  • 文京区の地域医療政策とまちづくり
    成澤廣修 (文京区区長)
  • 鎮江生態ニューシティマスタープランの紹介
    宇田川燿平 雲河ジャパン代表取締役社長
  • 鎮江生態ニューシティ医療クラスター構想
    土屋了介 公益財団法人がん研究会理事(元国立がんセンター中央病院長)

パネルディスカッション
~なぜいま医療クラスターなのか?~

司会:
土屋了介 公益財団法人がん研究会理事(元国立がんセンター中央病院長)
パネラー:
福島洋(経済産業省商務情報政策局ヘルスケア産業課長)
田城孝雄(放送大学教養学部教授、順天堂大学客員教授、内閣官房地域活性化統合本部地域再生評価・調査検討会座長、環境未来都市推進ボード委員、中心市街地活性化評価・調査委員会委員)
林正晃(日本医療機器工業会広報部会長)
林楓(鎮江市衛生局長)

※ 総合司会 宇田川燿平(雲河ジャパン代表取締役社長)

レセプション

  • 日時: 2013年6月14日(金曜日)午後6時~8時
  • 会場: ホテル椿山荘東京 ギャラクシー
    ホテル椿山荘東京公式サイト-
  • 住所:〒112-8680 東京都文京区関口2-10-8
  • 音楽会:午後6時~6時30分
    バイオリン演奏 小林美恵 ピアノ伴奏 仲道祐子
    懇親会:午後6時30分~8時